ペリンドプリルとアムロジピンの配合薬;高血圧、冠動脈疾患で降圧作用

欧州高血圧学会(ESH)の第26回学術大会で提示された調査によると、以前服用していた降圧治療薬の種類に関わらず、ペリンドプリルとアムロジピンの組合せ薬が、冠動脈疾患(CAD)と高血圧患者に対して有意な低下血圧が見られ、また、安全であることがわかりました。

ギリシャ、テッサロニキにあるパパジョージュ病院の内科第三部門、高血圧センターのバシリオス コトシス博士が6月12日に調査結果を発表しました。

ペリンドプリルとアムロジピンの多施設観察研究は、高血圧やCADの患者1907人が含まれていました。

患者の平均(標準偏差)BMIは28.2(±3.8)/㎡kgであり、うち脂質異常症のある患者は67.3%、29%は糖尿病の持病があり、21.7%がメタボリックシンドロームがありました。患者の42.3%は喫煙者でした。

以前の降圧療法は、単独でアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤が患者の22.4%、ACE阻害剤の組み合わせで26.2%、カルシウムチャネル遮断薬(CCB)25.3%、CCBの組み合わせが25.8%、アンジオテンシンII受容体遮断薬(ARB)25.6%、ARB複合が26.2%でした。

試験は、CADと高血圧患者における固定用量ペリンドプリル/アムロジピンの有効性、安全性、および耐容性を評価するため、そして、総合心血管のリスクの原因となる併存疾患および危険因子を同定することを目的としました。
すべての患者は、ペリンドプリル3.5mg /アムロジピン2.5mgの固定用量での併用治療を受けました。

収縮期血圧(SBP)の平均値(標準偏差)は最初の来院時(ベースライン)、156.5(15.0±)mmHg から、2回目の来院時136.2 (±10.2) mm Hgまで、さらに3回目の来院時(P<0.001)には、130.8mmHg(±8.4)まで低下しました。

治療を中止した患者はわずか7人(0.4%)で、治療の遵守度は高く、患者の85.7%が3回(フルコース)の治療を行いました。

ペリンドプリル/アムロジピンの複合は、全ての治療群において忍容性が良好だったとコトシス博士は記しています。

「ペリンドプリル/アムロジピンの固定用量の組み合わせにより、患者の治療への密着性を高め血圧の迅速かつ有意な減少が見られる。」と研究者は結論付けました。

(Source)http://www.docguide.com/combined-perindopril-and-amlodipine-lowers-blood-pressure-patients-hypertension-and-coronary-artery